合板(コンパネ)下地の床下地処理|段差・ビス頭・継ぎ目の整え方

合板(コンパネ)下地の処理方法
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戸建てリフォームでよくある合板(コンパネ)下地に床材を貼るときは、段差・たわみ・ビス頭・継ぎ目を整える下地処理が仕上がりを左右します。この記事では、合板下地を床材施工に耐える状態に整える手順を解説します。「コンパネの床下地処理のやり方」「合板下地にCFを貼りたい」という方向けの内容です。

この記事はメーカー公式の床材施工要領書をベースに現場目線で解説します。合板下地は施工しやすい反面、放っておくと床鳴りや段差として表面に出ます。下地づくりをていねいにやるほど、仕上がりが安定します。

■ 施工の全体フロー
  1. 段差・たわみの確認
  2. 清掃
  3. パテ処理
  4. 接着剤・貼り付け
  5. 養生
目次

【段差・たわみ・ビス頭の処理】下地を平らに固める

合板下地でまず整えるのが、合板どうしの段差・たわみ・ビス頭です。

  • 合板の段差:サンダー等で削って平滑にする
  • たわみ:ビス(釘)を追加して固定する。たわむ床のまま貼ると、踏むたびに動いて床鳴りや継ぎ目の割れが出る
  • ビス頭の出っ張り:ハンマー等で沈めて、表面に出ないようにする
合板コンパネ下地の処理図。合板の段差はサンダーで削る、たわみはビスを追加して固定する、出っ張ったビス頭はハンマーで沈める、合板の継ぎ目や凹みはアースタックで埋めて平滑にする
図1:合板下地の処理(段差を削る・たわみを固定・ビス頭を沈める・継ぎ目を埋める)

【清掃・パテ処理】継ぎ目・凹み・ビス頭をアースタックで埋める

段差・たわみ・ビス頭を整えたら、ゴミやかすを掃き取って清掃します。次に、合板の継ぎ目(目地)・凹み・釘頭部などを「アースタック」で埋めて平滑にし、完全に硬化・乾燥させます。合板は薄い床材だと継ぎ目がそのまま表に響くので、パテでフラットにしておきます。

用途商品商品番号施工㎡数の目安
合板の継ぎ目・凹み・ビス頭の充填アースタック293-7015㎡/5kg(1mm厚)

💡 現場メモ

見落としやすいのが、合板に使われている防炎剤や防腐剤。これらの成分が床材を変色させることがあります。とくに合板を裏返して使ったときや下地が薄いときに出やすいので、心配なときは目立たない所で試し貼りしてから本施工に入ると安心です。

【接着剤・貼り付け・養生】適合接着剤で貼る

平滑な下地ができたら、貼る床材・施工環境・使用状況に合わせて適合する接着剤を選び、下地に塗ってオープンタイムをとってから床材を張り付け、ローラーで圧着します。貼り終えたら、24時間程度は人通りを避け、1週間程度は直射日光や急激な空調を避けて養生します。冬季の低温時はジェットヒーターなどで採暖してから施工します。

  • 合板の段差をサンダーで削って平滑にしたか
  • たわみはビスを追加して固定したか
  • 出っ張ったビス頭を沈めたか
  • 継ぎ目・凹み・ビス頭をアースタックで埋めて乾かしたか
  • 防炎剤・防腐剤による変色がないか試し貼りで確認したか
  • 床材・下地に適合する接着剤を選び、圧着したか
  • 施工後24時間は人通りを避け、1週間は急な空調・直射日光を避けるよう施主に伝えたか

どの床材・下地にどの接着剤を使うかは、床材用接着剤の選び方早見表|床材・下地別に正しい接着剤を選ぶにまとめています。迷ったときの確認にどうぞ。

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出典・参考資料

本記事は、ヤヨイ化学工業株式会社が公開している床材施工要領書「合板(コンパネ)下地」をもとに、現場での補足を加えて解説したものです。原本は同社公式サイトの床材施工要領書(PDF)、各種要領書の一覧は床材施工要領書のページで閲覧できます。下地処理材や接着剤の選定は床材・使用環境によって変わるため、実際の施工では各製品の最新の使用方法・安全データシート(SDS)を必ずご確認ください。

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この記事を書いた人

インテリア商社・マネージャー。現場に関わり続け、実務目線でツールの仕様監修を担当。「現場で本当に使えるか」を判断基準にしています。

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