巾木の必要枚数・ケース数を自動計算【サンゲツ・東リ・田島対応】

巾木の必要枚数・ケース数を自動計算【サンゲツ・東リ・田島対応】
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巾木の発注、また「ちょっと足りなかった」になっていませんか?

周長を計算して、建具幅を引いて、915mmで割って、ケースに換算して…部屋が増えるほど、どこかでズレが出ます。メーカーによって入り数も違うのでなおさらです。

この記事のツールは、縦・横・建具幅を入力するだけで、ケース数まで一発計算します。

この記事でわかること
  • 巾木(ソフト巾木)の必要量・数量の計算方法
  • 巾木の周長計算と開口部(建具)控除の考え方
  • サンゲツ・東リ・田島別の必要ケース数の出し方
  • 無料計算ツールの使い方(スマホ対応)
目次

【無料ツール】巾木必要枚数かんたん計算

部屋の縦・横を入力するだけで、必要枚数とケース数をその場で計算できます。サンゲツ・東リ・田島のメーカー別入り数に対応。複数部屋・複数品番もまとめて集計できます。

巾木必要枚数かんたん計算ツール
TOOL
巾木必要枚数かんたん計算ツール

複数部屋・メーカー別ケース数対応

1メーカー・入り数設定
本ツールの計算結果は概算値です。部屋の形状・施工状況・メーカーの仕様変更等により実際の必要量は異なる場合があります。最終的な発注数量は必ず施工業者・担当者にご確認ください。本ツールの利用により生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いかねます。
総必要周長
0.00
m
必要枚数
0
必要ケース数
0
ケース

使い方がわからない方は、この記事の「ツールの使い方」をご覧ください。

このツールは枚売り(915mm)タイプ専用です

ソフト巾木には枚売り(1本約90cm)タイプとロールタイプ(12〜50m巻き)の2種類があります。このツールはサンゲツ・東リ・田島などで広く使われる枚売りタイプ(915mm/枚)専用の計算です。ロールタイプを使用する場合は、総必要周長(ツール下部に表示されるm数)をそのままご参照ください。

巾木の必要量はどうやって計算するの?

巾木(ソフト巾木)の数量計算は、基本的に「部屋の周長から開口部を引いた長さ」から枚数を逆算する流れです。現場では目測や経験で発注する職人さんも多いですが、正確に計算することで発注ミスや無駄なコストを防げます。

巾木の数量計算方法

巾木の数量計算は以下の手順で行います。

STEP
部屋の周長を計算する

周長(mm)=(縦 + 横)×2

たとえば縦4,000mm・横3,600mmの部屋なら、(4,000+3,600)×2=15,200mmが周長です。

STEP
開口部(建具)の幅を差し引く

必要周長(mm)=周長−建具幅の合計(最小0)

ドアや引き戸などの建具がある部分には巾木を貼りません。建具の幅の合計を周長から引きます。上の例でドア幅900mmが1箇所あれば、15,200−900=14,300mmが実際に必要な長さです。

STEP
必要枚数を計算する(1本=915mm)

必要枚数=CEIL(必要周長÷915)

ソフト巾木は一般的に1本あたり915mmで販売されています。必要周長を915mmで割り、端数は切り上げます。14,300÷915=15.63…→切り上げて16枚

STEP
必要ケース数を計算する

必要ケース数=CEIL(必要枚数÷1ケースの入り数)

入り数はメーカーによって異なります。

予備枚数について

このツールの計算結果は純粋な必要量(ロスなし)です。実際の現場では切り端のロスや施工ミスが発生するため、算出した枚数に5〜10%程度の予備を見込んで発注するのが一般的です。たとえば計算結果が50枚なら、50×1.1=55枚→サンゲツなら3ケース(60枚)で発注するイメージです。予備の目安は部屋数や形状の複雑さによって変わります。

ソフト巾木の1本のサイズはなぜ915mm?

ソフト巾木は1本(1枚)=915mm(91.5cm) が業界標準です。これは日本の建築モジュール(910mmグリッド)に由来しており、施工しやすいよう設計されています。なお製品によって長さが異なる場合もあるため、発注前に使用する品番のカタログで必ずご確認ください。

メーカー別・巾木の1ケース入り数一覧

メーカー1ケース入り数
サンゲツ20枚
東リ25枚
田島25枚
その他手動入力

巾木のケース数を計算する際は、メーカーによって1ケース当たりの入り数が異なる点に注意が必要です。

注意
入り数は商品改廃や仕様変更で変わることがあります。最終確認はメーカーのカタログ・仕様書でお願いします。

サンゲツ巾木の必要枚数計算例

サンゲツの巾木は1ケース20枚です。たとえば必要枚数が53枚の場合、53÷20=2.65→切り上げて3ケース発注します。

巾木の必要枚数ツールの使い方

STEP1:メーカーを選ぶ

ページ上部のボタンから使用するメーカーを選択します。選んだメーカーの入り数で自動的にケース数が計算されます。カタログにない商品は「その他」を選んで入り数を手動入力してください。

STEP2:部屋の寸法と品番を入力する

「部屋を追加」ボタンで部屋を追加し、以下の項目を入力します。

  • 部屋名(例:リビング、洋室1)
  • 品番(例:SP-1234)※同じ品番は結果画面で合算されます
  • 縦・横のサイズ(mm単位)

複数の部屋がある場合は「部屋を追加」を繰り返してください。

STEP3:開口部(建具)を追加する

ドアや引き戸など、巾木を貼らない箇所の建具幅をmm単位で入力します。「建具を追加」ボタンで複数追加できます。

STEP4:「結果をみる」で発注ケース数を確認する

画面下部の「結果をみる」ボタンを押すと、品番ごとのケース数と合計ケース数が表示されます。同じ品番を複数部屋で使っている場合は合算して切り上げ計算されます。

計算例:リビング+洋室2部屋のケース

より具体的なイメージをつかむため、実際の現場に近い例で計算してみます。

入力データ

部屋縦(mm)横(mm)建具品番
リビング5,0004,000900mm×1SP-1234
洋室14,0003,500900mm×1SP-1234
洋室23,8003,500900mm×1SP-5678

計算結果

リビング(SP-1234)

  • 周長:(5,000 + 4,000)×2=18,000mm
  • 開口部控除:18,000−900=17,100mm
  • 必要枚数:CEIL(17,100÷915)=19枚

洋室1(SP-1234)

  • 周長:(4,000+3,500)×2=15,000mm
  • 開口部控除:15,000−900=14,100mm
  • 必要枚数:CEIL(14,100÷915)=16枚

洋室2(SP-5678)

  • 周長:(3,800 + 3,500)×2=14,600mm
  • 開口部控除:14,600−900=13,700mm
  • 必要枚数:CEIL(13,700÷915)=15枚

発注ケース数(サンゲツ・20枚/ケース)

品番合計必要枚数発注ケース数
SP-123419+16=35枚CEIL(35÷20)=2ケース
SP-567815枚CEIL(15÷20)=1ケース
合計50枚3ケース

ポイント

同じ品番は合算してからケース数を切り上げます。部屋ごとに切り上げると余分なケースが発生するため注意が必要です。本ツールはこの処理を自動で行います。

よくある質問(FAQ)

「Rあり」と「Rなし」どちらを選べばいいですか?

施工の順番で決まります。壁紙・床材を貼り終えてから巾木を施工する場合は「Rあり」を選んでください。床材との隙間に水やゴミが入りにくくなります。先に巾木を施工してから床材(カーペット・絨毯など)を張る場合は「Rなし」が適しています。迷ったら「Rあり」が一般的な住宅向けの標準です。

ドア1枚の幅は何mmで計算すればいいですか?

一般的な片開きドアの幅は800〜900mm程度です。実測するのが最も確実ですが、現場での概算であれば900mmで計算するケースが多いです。引き戸や引き違い戸の場合は実際の開口幅を測定してください。

窓の下にも巾木はつきますか?

腰高窓や出窓がある場合、窓台の下に巾木が回ることが多いですが、窓の種類や施工方法によって異なります。床から窓台まで巾木を貼るかどうかは施工業者の判断や設計仕様によって変わるため、現場で確認してください。

端数が出たら切り上げて発注して大丈夫ですか?

巾木は切り捨て発注はNGです。端数は必ず切り上げて発注してください。本ツールも切り上げ計算を採用しています。予備として1〜2枚多めに発注しておくと施工ミスや破損時に対応できます。

品番が複数の部屋が混在する場合の計算は?

本ツールの「結果をみる」画面では、同じ品番の部屋をすべて合算してからケース数に切り上げる処理を自動で行います。品番ごとに正確な発注数が確認できます。

計算結果はそのまま発注に使えますか?

本ツールの計算結果はあくまで概算値です。部屋の形状が複雑な場合(柱の出っ張り・alcove等)、実際の必要量は異なることがあります。最終的な発注数量は必ず施工業者・担当者に確認のうえ発注してください。

コーナー部分の部材は別途必要ですか?

はい、別途発注が必要です。このツールは巾木本体の枚数・ケース数のみを計算します。壁が出っ張っている「出隅」や、壁が引っ込んでいる「入隅」には専用のコーナーキャップが必要で、巾木ケース数とは別に数えます。現場の出隅・入隅の箇所数を確認して、コーナーキャップも忘れずに発注リストに加えてください。

まとめ

巾木の必要枚数・ケース数の計算方法をまとめます。

  • 計算の流れは「周長→開口部控除→枚数→ケース数」の4ステップ
  • 巾木1本は915mm(使用品番のカタログで必ず確認)
  • 入り数はメーカーごとに異なる(サンゲツ20枚・東リ25枚・田島25枚)
  • 同じ品番は合算してからケース数を切り上げるのが正確な計算方法
  • 複数部屋・複数品番の計算は上記の無料ツールが便利

現場でスマホからすぐ使えるよう設計していますので、ぜひご活用ください。

※本ツールの計算結果は概算値です。部屋の形状・施工状況・メーカーの仕様変更等により実際の必要量は異なる場合があります。最終的な発注数量は必ず施工業者・担当者にご確認ください。

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この記事を書いた人

インテリア商社・マネージャー。現場に関わり続け、実務目線でツールの仕様監修を担当。「現場で本当に使えるか」を判断基準にしています。

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