ゴム系床材の施工|ジム・工場の床に接着剤で貼る方法

ゴム系床材の施工方法
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ジムや工場、体育施設の床に使うゴム系床材は、ウレタン系接着剤でしっかり貼るのが基本です。重い器具や台車、激しい動きに耐える床なので、接着の良し悪しがそのまま安全と寿命に出ます。この記事では、乾燥モルタル下地にゴム系床材(ゴムタイル・ゴムチップ床など)を貼る手順を解説します。「ゴム床の施工」「ゴムチップ床の貼り方」を知りたい方向けの内容です。

この記事はメーカー公式の床材施工要領書をベースに現場目線で解説します。ゴム系床材は弾力と滑りにくさ、衝撃吸収性から、トレーニングジム・工場の作業エリア・体育館やプレイルームなどで使われます。

■ 施工の全体フロー
  1. 下地の確認
  2. 清掃
  3. パテ処理
  4. 接着剤・貼り付け
  5. 養生
目次

【下地の確認・清掃・パテ】平滑な下地をつくる

下地表面が弱い・粉っぽい場合は「フロアシーアップ」で固めます。突起はスクレイパーで削り、かすやゴミを掃き取ります。亀裂や凹みは「アースシール速硬」で埋め、全体的な不陸は「アースコート60」でならし、いずれも完全に硬化・乾燥させます。ゴム系は厚みがあるぶん下地の段差を隠しやすいと思われがちですが、接着面が浮くと重い荷重で剥がれるので、下地は平滑に仕上げます。

【接着剤・貼り付け】UF-ライトを塗ってオープンタイム後に圧着

ゴム系床材には、ウレタン系接着剤「プラゾールUF-ライト」を使います。下地に塗り、所定のオープンタイムをとってから床材を張り付け、圧着可能時間内にローラーをかけて十分に馴染ませます。

ゴム系床材の施工の図。ジム・工場・体育施設の床に、ウレタン系接着剤プラゾールUF-ライトを塗ってオープンタイムをとり、ローラーで圧着して貼る
図1:ゴム系床材はウレタン系UF-ライトでしっかり圧着して貼る

ゴム系は重い器具や台車が乗り、激しい動きで横方向の力もかかります。接着剤が下地や床材に合っていないと、使ううちにずれたり端が浮いたりして、つまずきや転倒の原因になります。ウレタン系のUF-ライトで、全面をしっかり圧着して密着させることが安全につながります。

用途商品商品番号施工㎡数の目安
ゴム系床材用接着剤(ウレタン系)プラゾールUF-ライト286-38343㎡/16kg

【養生・最終確認】チェックリスト

貼り終えたら、24時間程度は人通りを避け、1週間程度は直射日光や急激な空調を避けて養生します。器具の搬入や使用開始は、接着剤が十分に硬化してからにします。冬季の低温時はジェットヒーターなどで採暖してから施工します。

  • 下地は平滑で、弱い面はフロアシーアップで強化したか
  • 突起・ゴミを清掃し、パテ・不陸調整を完全に乾かしたか
  • ウレタン系UF-ライトを選んだか
  • オープンタイムをとって貼り、全面をしっかり圧着したか
  • 器具の搬入・使用は接着剤が硬化してからにしたか
  • 施工後24時間は人通りを避け、1週間は急な空調・直射日光を避けるよう施主に伝えたか

どの床材・下地にどの接着剤を使うかは、床材用接着剤の選び方早見表|床材・下地別に正しい接着剤を選ぶにまとめています。迷ったときの確認にどうぞ。

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出典・参考資料

本記事は、ヤヨイ化学工業株式会社が公開している床材施工要領書「ゴム系床材(乾燥モルタル下地への一般工法)」をもとに、現場での補足を加えて解説したものです。原本は同社公式サイトの床材施工要領書(PDF)、各種要領書の一覧は床材施工要領書のページで閲覧できます。接着剤の選定や塗布量は製品・下地・使用環境によって変わるため、実際の施工では各製品の最新の使用方法・安全データシート(SDS)を必ずご確認ください。

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この記事を書いた人

インテリア商社・マネージャー。現場に関わり続け、実務目線でツールの仕様監修を担当。「現場で本当に使えるか」を判断基準にしています。

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