1回10問、○×と4択で解けます。全範囲のほか、分野を選んで出題することもできます。
内装仕上げ施工技能士1級(ボード仕上げ工事作業)の学科対策に、内装のプロの知識をオリジナル問題で確認できる練習問題です。上の練習問題で腕試しを。タップで解答すると、その場で正誤と解説が出ます。下には問題を分野別の一覧にもまとめています。1級は2級に比べて、鋼製下地・天井材のJIS板厚数値まで範囲が広がります。本番の学科は○×(真偽法)と4択(多肢択一)で出るので、両方の形式を入れています。
はじめに(大切なお知らせ)
本記事の問題は、公式の過去問ではなく当サイトが出題範囲をもとに独自に作成したオリジナル練習問題です。1級のボード仕上げは、2級と同じ範囲でも留付けの数値や耐火・遮音の仕様判断まで踏み込んで問われます。実際の試験問題は中央職業能力開発協会(JAVADA)の技能検定試験問題公開サイトで確認できます。受検要項や正式な出題範囲は必ず公式でご確認ください。
ボード仕上げ1級の学科対策で、この練習問題をどう使うか
1級は2級と何が変わるのか
分野構成は2級とほぼ同じですが、問われ方が変わります。2級が「部材の名前と役割」なら、1級はどの仕様を選ぶか、なぜその数値かです。
実技も、2級の平壁に対し1級は柱による違い壁。納まりが複雑になるぶん、学科でも下地の組み方と仕上げの関係を問う設問が増えます。
- 本番と同じ形式:真偽法(○×)25問+多肢択一(4択)25問の計50問という形式に慣れる。
- 仕様判断を厚く:耐火・遮音の認定仕様や、二重張りの留付け間隔を問う設問を多くしている。
- 2級との差分がわかる:2級版と解き比べると、踏み込まれる深さの違いが体感できる。
- 弱点が見える:分野別の診断で、ボード固有と共通分野のどちらが手薄か切り分けられる。
正式な出題範囲・受検要項は必ず公式でご確認ください。この練習問題は学科対策であり、実技は違い壁を含む課題を時間内に納める練習が別途必要です。
内装仕上げ施工技能士1級(ボード仕上げ)の試験概要
1級は実務経験7年以上が目安です。2級に合格していれば実務経験2年で受検できます。実技は2級の平壁に対し、柱による違い壁が加わるのが最大の違いです。
| 等級 | 1級上級技能者レベル |
|---|---|
| 実技課題 | 天井と壁(柱による違い壁)のボード張り |
| 実技時間 | 打切り2時間55分2級は打切り2時間25分 |
| 学科形式 | ○×25問+4択25問計50問 |
| 学科時間 | 1時間40分1級・2級共通 |
| 合格基準 | 学科65%以上/実技60点以上実技は100点満点 |
| 受検資格 | 実務経験7年以上2級合格後2年・3級合格後4年。学歴・訓練歴で短縮 |
鋼製下地が取り付けてある試験台に、天井伏図や展開図に基づいて天井と壁を仕上げます。2級が平壁なのに対し1級は柱による違い壁になるため、切り合わせと出隅入隅の納まりが増えます。日程や受検資格の細かい条件は年度によって変わるため、受検前に必ず公式の受検案内で確認してください。
ボード仕上げの受検で知っておきたいこと
| 今年度 | 令和8年度は前期に実施都道府県によっては実施しない職種があります |
|---|---|
| 注意点 | 電卓・スマホは使えない計算問題も手計算で解きます |
申込期間・試験日・手数料・合格率、学科の科目構成と本番の問題の並び、資格のメリットは内装仕上げ施工技能士とはにまとめています。
ボード仕上げ1級の学科でよく問われる論点
2級の用語を前提に、仕様と数値の根拠を問う形で出ます。
耐火・準耐火の認定仕様とボードの厚さ
柱や梁の耐火被覆、界壁の遮音・防火は認定を受けた構成でしか成立しません。強化せっこうボードの厚さ、枚数、ビスピッチ、目地の位置まで含めて仕様になっている点が問われます。
二重張り(下張り・上張り)の留付けと目地
二重張りでは下張りと上張りで留付け間隔が変わり、目地は重ならないようにずらすのが原則です。この「ずらす理由」まで説明できるようにしておきます。
遮音性能と隙間の関係
間仕切りの遮音は、ボードの質量と内部の吸音材、そして隙間の有無で決まります。コンセントボックスや配管まわりの処理を怠ると性能が出ないという因果が定番です。
違い壁・出隅入隅の納まり
柱型のある壁ではコーナー材の使い分けと、ボードの継ぎ手を柱の位置に持ってこない配慮が要ります。実技課題と直結する範囲なので、学科でも出やすい部分です。
ボード仕上げ1級 学科の練習問題 問題リスト(分野別・解説つき)
内装仕上げ施工(ボード仕上げ工事作業)1級の練習問題を分野別に並べたものです。2級と同じ分野構成ですが、仕様の判断や数値の根拠を問う設問を多くしています。分野ごとに最初の5問は問題と正解を表示し、解説は「解説を見る」をタップすると開きます。
ボード類(14問)
問1.(○×) せっこうボードの熱抵抗は、ボードの厚さに関係なく同じである。
正解:誤り(×)
解説を見る
同じ材料なら、厚いほど熱抵抗は大きくなり、熱を通しにくくなる。
問2.(○×) JISでは、フレキシブル板の曲げ強さは、けい酸カルシウム板(タイプ2)より小さい値に定められている。
正解:誤り(×)
解説を見る
けい酸カルシウム板のタイプ2のほうが、フレキシブル板より曲げ強さの値が小さい。
問3.(○×) ロックウール化粧吸音板は、高い音よりも低い音をよく吸収する。
正解:誤り(×)
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ロックウール化粧吸音板は、低音域より高音域の吸音に優れる。
問4.(○×) JISでは、ロックウール化粧吸音板の曲げに対する強さの基準は、呼び厚さごとに決められている。
正解:正しい(○)
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ロックウール化粧吸音板の曲げ破壊荷重の基準は、呼び厚さによって異なる。
問5.(○×) けい酸カルシウム板をシーラー処理する目的の一つに、下地からの水分の影響を防ぐことがある。
正解:正しい(○)
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防水・防湿の下地処理。
このカテゴリの残り7問を表示
問6.(○×) せっこうボード製品には、シージングせっこうボード・せっこうラスボード・化粧せっこうボード・強化せっこうボードなどの種類がある。
正解:正しい(○)
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用途別の分類。
問7.(4択) JISで、けい酸カルシウム板の主な原料の組合せとして、適切なものはどれか。
2. せっこう・紙・繊維
3. 木片・セメント
4. 石灰質原料・ガラス・紙
正解:石灰質原料・けい酸質原料・繊維
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けい酸カルシウム板の主原料は、石灰質原料・けい酸質原料・繊維。せっこうは入らない。
問8.(4択) 強化せっこうボード(GB-F)が主に使われる場所はどれか。
2. 屋外の外壁仕上げ
3. 防火・耐火構造の壁や天井の下地
4. 台所や洗面所の壁(防水用)
正解:防火・耐火構造の壁や天井の下地
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強化せっこうボードは芯に無機質繊維などを入れたもので、防火・耐火構造の壁や天井の下地に使う。水回りの防水用はシージング。
問9.(4択) JISの記号で GB-S と表されるせっこうボードの名称はどれか。
2. 強化せっこうボード
3. シージングせっこうボード
4. 化粧せっこうボード
正解:シージングせっこうボード
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GB-Sはシージングせっこうボード。GB-Rは普通、GB-Fは強化、GB-Dは化粧せっこうボード。
問10.(4択) JISで、せっこうボードの長さについて認められている誤差の範囲はどれか。
2. ±3mm
3. −3〜0mm
4. ±1mm
正解:0〜+3mm
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長さの許容差は0〜+3mm(短くなる側は認めない)。
問11.(4択) せっこうボードの表面に生じたカビの除去に、一般に使用されるものはどれか。
2. パテ
3. 中性洗剤
4. 漂白殺菌剤
正解:漂白殺菌剤
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カビには漂白殺菌剤を使う。
問12.(4択) テーパーエッジのテーパー部の深さとして、日本産業規格(JIS)に近い数値はどれか。
2. 1.6〜2.9mm
3. 2.0〜6.0mm
4. 3.0〜7.0mm
正解:0.6〜1.9mm
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継目処理をしやすくする加工の深さ。
鋼製下地・天井(16問)
問1.(○×) 照明・空調・防災などの設備と、天井の下地や仕上げをひとまとまりに組み合わせて計画した天井を、システム天井という。
正解:正しい(○)
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システム天井は、設備と天井材を一体に計画した天井。
問2.(○×) ドロマイトプラスターは、屋内の壁や天井の仕上げに使用され、床仕上げには使用しない。
正解:正しい(○)
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塗り壁材の一種で床には使わない。
問3.(○×) 打上げ天井は、野縁又は野縁受けに天井板を直接取り付けて仕上げる天井の一種である。
正解:正しい(○)
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野縁(受け)に天井板を直接取り付ける仕上げ方式。
問4.(○×) 鉄筋コンクリート造で木製の天井下地を吊るときは、スラブに先に埋め込んでおいたインサート金物に、吊り木受けをボルトで留める。
正解:正しい(○)
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インサート金物をスラブに埋め込み、吊り木受けをボルトで締め付ける。
問5.(○×) ドリリングタッピンねじの「呼び径」は、ねじ山の谷の部分(内径)の寸法を表している。
正解:誤り(×)
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呼び径は、ねじの外径の基準寸法。
このカテゴリの残り10問を表示
問6.(○×) エアタッカは、シンナーなど揮発しやすい可燃物のすぐそばで使っても問題ない。
正解:誤り(×)
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引火のおそれがあるため、揮発性の可燃物の近くでは使わない。
問7.(○×) 電気ドリルには、回転の向きを切り替えて、ねじを締めるだけでなくゆるめることもできるものがある。
正解:正しい(○)
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正回転・逆回転を切り替えられる電気ドリルがある。
問8.(○×) 公共建築工事標準仕様書によれば、軽量鉄骨壁下地のスタッドは、高さの区分によって形式が使い分けられる。
正解:正しい(○)
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高さに応じた規格選定。
問9.(4択) JISで、鋼製天井下地のダブル野縁をつなぐジョイント金物の板厚はどれか。
2. 0.3mm以上
3. 0.8mm以上
4. 1.0mm以上
正解:0.5mm以上
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ダブル野縁ジョイントの板厚は0.5mm以上。
問10.(4択) JISの鋼製壁下地材で、65形の振れ止めの寸法(mm)はどれか。
2. 19×10×1.0
3. 19×10×1.2
4. 25×10×1.0
正解:25×10×1.2
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65形の振れ止めは25×10×1.2。
問11.(4択) 日本産業規格(JIS)によれば、鋼製壁下地材の90形ランナの板厚として、適切なものはどれか。
2. 0.6mm
3. 0.7mm
4. 0.8mm
正解:0.8mm
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90形ランナの板厚基準。
問12.(4択) JISで、鋼製天井下地のクリップ(25形)の板厚はどれか。
2. 0.6mm以上
3. 0.8mm以上
4. 1.0mm以上
正解:0.8mm以上
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クリップ(25形)の板厚は0.8mm以上。
問13.(4択) 公共建築工事標準仕様書で、スタッドの高さが4.5mを超え5.0m以下の壁に使う区分はどれか。
2. 65形
3. 90形
4. 100形
正解:100形
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100形は高さ4.5mを超え5.0m以下。90形は4.5m以下、65形は4.0m以下。
問14.(4択) 鋼製壁下地にせっこうボードをねじで留めるとき、ねじの先端を下地の裏側にどれだけ出すか(JASS)。
2. 2mm以上
3. 5mm以上
4. 10mm以上
正解:10mm以上
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ねじは鋼製下地の裏側に10mm以上の余長が出る長さとする。
問15.(4択) 格天井とは、格縁といわれる角材を一定の間隔で縦横に組み、何をのせかけて支持した天井のことをいうか。
2. フローリング
3. グラスウール
4. 縁甲板
正解:鏡板
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格縁に鏡板をのせる伝統的な天井形式。
施工法(14問)
問1.(○×) 内装仕上げにおけるせっこうプラスター塗りは、一般に、壁・天井の仕上げに用いられ、床仕上げ工事には用いない。
正解:正しい(○)
解説を見る
床仕上げには使わない材料。
問2.(○×) 接着材(せっこう系直張り用接着材)による直張り工法でせっこうボードを壁に張り付ける場合、せっこうボードを床面から10mm以上浮かして張り付けることとされている。
正解:正しい(○)
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床からの水分・汚れを避ける。
問3.(○×) システム天井で、Tバー受けチャンネルは、照明や空調の器具と重ならない位置に取り付ける。
正解:正しい(○)
解説を見る
Tバー受けチャンネルは設備器具を避けて設置する。
問4.(○×) ロックウール化粧吸音板を捨張りの上に張る工法では、捨張りボードの継目にすき間があっても、天井の仕上がりには影響しない。
正解:誤り(×)
解説を見る
捨張りボードの突付け部のすき間は、天井面の汚れの原因になる。
問5.(○×) せっこうボード張りの壁は、柱や床とのつなぎ目にすき間が残ると、火事の炎や煙が回ったり、冷暖房の空気が逃げたりする原因になる。
正解:正しい(○)
解説を見る
取り合い部のすき間は、防火上も断熱上も弱点になる。
このカテゴリの残り8問を表示
問6.(○×) せっこうボードの部分的な紙浮きの補修に、接着剤を使用してもよい。
正解:誤り(×)
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紙浮きの補修には別の方法を用いる。
問7.(4択) ロックウール化粧吸音板を捨張りの上に張るときのやり方として、適切なものはどれか。
2. 接着剤は全面にむらなく塗る
3. 捨張りボードと吸音板の目地をずらして張る
4. ステープルはトラバーチン模様の向きと直角に打つ
正解:捨張りボードと吸音板の目地をずらして張る
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目地は捨張りとずらす。接着剤は点付けにし、ステープルはトラバーチン模様の向きと平行に打つ。
問8.(4択) ロックウール化粧吸音板を捨張り工法で施工する場合の記述として、誤っているものはどれか。
2. ステープルの打込み方向はトラバーチンパターンと平行に合わせる
3. プレーン模様では肩幅2mm程度のステープルを使用する
4. 接着剤の塗布は点付けにする
正解:下地材の張上げには座金を使用する
解説を見る
座金は通常使用しない。
問9.(4択) エアコンプレッサの電源の取り方として、適切なものはどれか。
2. コードリールは巻いたまま使わず、引き止めマークのところまでコードを引き出して使う
3. アース端子はつながなくてもよい
4. 延長するときは、細いコードを何本もつないで使う
正解:コードリールは巻いたまま使わず、引き止めマークのところまでコードを引き出して使う
解説を見る
コードリールは巻いたままだと発熱するので、引き止めマークまで引き出して使う。昇圧器やトランスは使わず、感電防止のためアースを取る。
問10.(4択) エアタッカの安全な使い方として、適切なものはどれか。
2. 移動するときもエアホースはつないだままにする
3. トリガに指をかけたまま持ち運ぶ
4. 射出口を材料にしっかり当ててから打つ
正解:射出口を材料にしっかり当ててから打つ
解説を見る
射出口は材料に密着させて打つ。移動時はエアホースを外し、打つとき以外はトリガに指をかけない。
問11.(4択) せっこうボードの表面にかびが生えたときの処置として、適切なものはどれか。
2. シンナーで拭き取って、すぐに仕上げる
3. 漂白殺菌剤でかびを除去し、乾燥させてから補修する
4. 水をたっぷり含ませた雑巾で洗い流す
正解:漂白殺菌剤でかびを除去し、乾燥させてから補修する
解説を見る
かびは漂白殺菌剤で除去し、よく乾燥させてから補修する。
問12.(4択) せっこうボードを現場で保管するときの方法として、適切なものはどれか。
2. 壁に立て掛けて保管する
3. 割れにくくなるよう、水をかけて湿らせておく
4. 雨や湿気の当たらない、乾燥した場所に平積みで保管する
正解:雨や湿気の当たらない、乾燥した場所に平積みで保管する
解説を見る
せっこうボードは湿気に弱いので、乾燥した場所に平積みで保管する。
問13.(4択) セルフレベリング材の説明として、適切なものはどれか。
2. こてで厚く盛り上げて、床に勾配をつけるために使う
3. 流し込んだ直後から、上を歩いてよい
4. 表面を粗くして、すべりにくい仕上げにするための材料である
正解:材料が流れて自然に平らになる性質を利用し、平滑な床をつくる
解説を見る
セルフレベリング材は、材料の流動性を利用して平滑な床をつくる。
建築構造(16問)
問1.(○×) 木造の軸組で、地震の横揺れに対して筋かいはほとんど役に立たない。
正解:誤り(×)
解説を見る
筋かいは地震や風の水平力に抵抗し、軸組の変形を防ぐ。
問2.(4択) 木造の建物で、大引きが使われる部位はどれか。
2. 天井
3. 床
4. 壁
正解:床
解説を見る
大引きは床組みの部材で、根太を支える。
問3.(4択) 屋根形状のうち、四方向の勾配面が中央の棟に集まり隅棟ができる形状はどれか。
2. 寄棟
3. 入母屋
4. 切妻
正解:寄棟
解説を見る
四方に勾配を持つ屋根形状。
問4.(4択) この図の屋根は、何という形か。

2. 片流れ
3. 方形
4. 寄棟
正解:寄棟
解説を見る
寄棟は4つの屋根面でできていて、短い棟の両端から四隅へ隅棟が下りる。方形は棟がなく頂点1点に集まる形、切妻は棟が端から端まで通り両端が三角形の壁になる形。
建築製図(7問)
問1.(○×) この記号は、平面図で両開きのとびらを表している(JISの建築製図通則)。

正解:正しい(○)
解説を見る
開口の両側に扉があり、それぞれが開くときの円弧が描かれているので両開きとびら。
関係法規(11問)
問1.(○×) 建築基準法では、共同住宅は特殊建築物に含まれない。
正解:誤り(×)
解説を見る
共同住宅・工場・倉庫は、いずれも建築基準法の特殊建築物にあたる。
問2.(○×) 建築基準法の防火材料は、性能の高い順に不燃材料・準不燃材料・難燃材料の3つに分けられる。
正解:正しい(○)
解説を見る
防火材料は不燃材料・準不燃材料・難燃材料の3区分で、不燃が最も性能が高い。
問3.(4択) 天井の高さの異なる部分がある居室の天井高さは、どの高さによるとされているか。
2. 低い方
3. 両方の平均
4. 中間の高さ
正解:両方の平均
解説を見る
平均の高さで判定する。
安全衛生(10問)
問1.(4択) 脚立の脚と水平面との角度の基準はどれか。
2. 65度以下
3. 75度以下
4. 85度以下
正解:75度以下
解説を見る
脚立の使用基準。
問2.(4択) 高さ又は深さが何mを超える箇所での作業に、安全な昇降設備等が必要とされるか。
2. 1.5m
3. 2.0m
4. 2.5m
正解:1.5m
解説を見る
昇降設備の設置基準。
問3.(4択) 労働安全衛生関係法令によれば、高さ5m以上の枠組足場の壁つなぎの間隔として、水平方向の基準はどれか。
2. 7m以下
3. 8m以下
4. 9m以下
正解:8m以下
解説を見る
壁つなぎの水平方向の間隔基準。
音・熱(15問)
問1.(○×) グラスウールのような多孔質の吸音材は、湿って水分を含んでも吸音率は変わらない。
正解:誤り(×)
解説を見る
多孔質材料は水分で内部のすき間がふさがれ、吸音率が下がる。
問2.(○×) 窓や壁の表面の結露を防ぐには、換気などで室内の湿度を下げるのが効果的である。
正解:正しい(○)
解説を見る
室内の相対湿度を下げると表面結露が起きにくくなる。
問3.(○×) 壁の中で結露が起きて壁体が湿ると、壁は熱を伝えやすくなる。
正解:正しい(○)
解説を見る
含水率が上がると熱伝導率が大きくなり、断熱性能が落ちる。
問4.(○×) 音響透過損失とは、材料が音を透過させにくくする能力(遮音性能)を示す尺度のことをいう。
正解:正しい(○)
解説を見る
透過を防ぐ能力の指標。
問5.(○×) 音響透過損失の値が小さい壁ほど、隣の部屋の音を通しにくい。
正解:誤り(×)
解説を見る
音響透過損失は値が大きいほど遮音性能が高い。
このカテゴリの残り10問を表示
問6.(○×) 重くて密度の高い材料でつくった壁ほど、一般に音を通しにくい。
正解:正しい(○)
解説を見る
面密度が大きいほど音響透過損失が大きく、遮音性能が高い(質量則)。
問7.(○×) 寒い地域では、結露した水が凍って膨らみ、壁や建具を傷めることがある。
正解:正しい(○)
解説を見る
結露水が凍結して膨張し、壁体や建具を破損することがある。
問8.(4択) 次のうち、湿気(水蒸気)を最も通しやすいものはどれか。
2. アルミはく
3. コンクリート
4. グラスウール
正解:グラスウール
解説を見る
グラスウールのような繊維質の材料は湿気を通しやすい。ポリエチレンフィルムやアルミはくは防湿に使う。
問9.(4択) 音響透過損失についての説明として、適切なものはどれか。
2. 壁などが音の通り抜けをどれだけ防ぐかを表す値である
3. 値が小さいほど遮音性能がよい
4. 一般に、低い音ほど値が大きくなる
正解:壁などが音の通り抜けをどれだけ防ぐかを表す値である
解説を見る
音響透過損失は音の通り抜けを防ぐ能力の指標で、値が大きいほど遮音性能が高く、高い音ほど大きくなる。音を吸収する能力は吸音率。
問10.(4択) 断熱材が内部結露で湿ったときに起きることとして、適切なものはどれか。
2. 断熱性能が上がる
3. 断熱性能は変わらない
4. 吸音性能だけが下がり、断熱性能は上がる
正解:断熱性能が下がる
解説を見る
断熱材は水分を含むと熱を伝えやすくなり、断熱性能が下がる。
問11.(4択) 壁体の結露に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
2. 内部結露は、材料の透湿作用と温度変化により生じる
3. 内部結露により壁体の含水率が増加すると、壁体の熱伝導率は、増大する
4. 結露は、材料の汚損やカビの発生の原因にはならない
正解:結露は、材料の汚損やカビの発生の原因にはならない
解説を見る
結露は汚損やカビの原因になる。
問12.(4択) 遮音等級を表すグラフの横軸が示すものはどれか。
2. 残響時間
3. 音響透過損失
4. 周波数
正解:周波数
解説を見る
周波数帯ごとの遮音性能を表す。
問13.(4択) 材料表面に入ってくる音の量を1.0、はね返って戻ってくる音の量を0.4とするとき、この材料の吸音率として適切なものはどれか。
2. 0.6
3. 0.7
4. 1.0
正解:0.6
解説を見る
1−0.4=0.6。
問14.(4択) 防振つり天井工法で、上階からの振動を伝わりにくくするために使うものはどれか。
2. ブレース(斜め材)
3. クリップ
4. 野縁受け
正解:防振ゴム
解説を見る
天井のつり金具に防振ゴムを組み込んで振動を遮る。
問15.(4択) 表面結露の防止方法として、適切なものはどれか。
2. 室内の相対湿度を低くする
3. 室内外の温度差をなくす断熱をしない
4. 換気を行わない
正解:室内の相対湿度を低くする
解説を見る
湿度を下げると結露しにくい。
ボード仕上げ1級の学科で間違えやすいポイント
現場の判断で済ませている部分ほど、根拠を問われると答えられなくなります。
「認定仕様」は部分的な変更が効かない
厚さや枚数を現場都合で変えると、その時点で認定から外れます。同等品に見えても仕様書どおりでなければ性能を主張できない、という考え方が問われます。
せっこうボードは不燃材料だが耐水材料ではない
防火の話と耐水の話が混ざりやすい箇所です。不燃材料には該当するが、建築基準法の耐水材料には含まれないという二つの区分を分けて覚えます。
ビス頭は「沈める」が締めすぎない
紙を破るまで締め込むと保持力が落ちます。沈めることと締めすぎないことの両立が求められる、という趣旨の設問が出ます。
受験に使う道具・参考書
- 内装仕上げ施工技能士 学科 問題集
- 石膏ボード用 Pカッター
- ボード 面取りかんな
- パテベラ(各サイズセット)
- 下地探し(針・センサー)
- 引き回しのこ(ボード用)
ボード下地まわりであわせて読みたい記事
下地ごとの納まりと、張ったあとの工程は施工要領書の記事にまとめています。
- 内装仕上げ施工技能士2級(ボード仕上げ) 学科の練習問題
まず2級の範囲を固めたい人はこちら - 石膏ボード下地への壁紙施工|パテ処理から貼り付けまでの正解
ボードを張ったあとの継目処理から仕上げまで - 珪酸カルシウム板に壁紙を貼る方法|ケイカル板にシーラーが必要な理由
せっこうボードとの性質の違い - フレキシブル板への壁紙施工|石膏ボードとの違いとシーラー・目地対策
ボード類の使い分けと目地の考え方 - GL工法のクロス施工|軸組工法との違いと養生・防カビの正解
躯体に直張りする工法との違い
関連ツール・施工要領書
- クロス数量計算ツール
- 天井・壁面の必要クロスm数をグレード別に集計
- クロス単価換算ツール
- m単価(円/m)と㎡単価(円/㎡)をリアルタイム双方向換算
- 長尺シート計算ツール
- 横張り・縦張り・柄リピート・複数部屋対応
- タイルカーペット積算ツール
- 必要枚数・ケース数・金額を計算
- 巾木計算ツール
- 必要本数・ケース数をメーカー別に計算
▼壁紙施工要領書まとめ・記事一覧
壁紙の下地の種類別・貼り方早見表|下地の見分け方と施工方法まとめ
▼床材施工要領書まとめ・記事一覧
床材用接着剤の選び方早見表|床材・下地別に正しい接着剤を選ぶ
出典・参考
- 中央職業能力開発協会(JAVADA)「実施職種・試験概要(実技試験及び学科試験)」:公式ページ(実技試験の内容・試験時間)
- 中央職業能力開発協会「実施職種・作業内容一覧」:公式ページ(内装仕上げ施工の作業区分)
- 中央職業能力開発協会「技能検定のご案内」:公式ページ(等級区分・合否基準)
- 中央職業能力開発協会「学科試験内容に適用される法令、規格等」:公式ページ
- 中央職業能力開発協会「技能検定試験問題公開サイト」:公式サイト(本記事の問題は公式過去問ではなく当サイト作成のオリジナルです)
本記事の練習問題は当サイトが独自に作成したものです。技能検定の試験問題(過去問)を転載・複製したものではありません。試験問題等の著作権は中央職業能力開発協会(JAVADA)に帰属します。

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