襖が破れたら自分で直せる?100均シール・のり補修のやり方

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襖に穴や破れができてしまっても、慌てて業者を呼ぶ前に自分で直せることが多いです。結論から言うと、小さな穴や破れなら100円ショップの補修シールや、厚紙とのりを使った昔ながらの方法で十分目立たなく直せます。この記事では、破れの大きさ別の直し方、賃貸で気をつけたいこと、用意しておきたい道具まで解説します。

襖の破れの大きさ(ピンホール〜1cm・1〜5cm・5cm以上)ごとの対処法をまとめた早見図
目次

襖が破れる主な原因

猫や犬が爪を立てる、子どもがぶつかったりいたずらしたりする、というのが定番の原因です。それ以外にも、襖紙は年数が経つと乾燥して張りがなくなり、ちょっとした力で破れやすくなります。開け閉めのたびに指をかける取っ手まわりから傷んでいくケースも多いです。

小さい穴・破れの直し方

補修シールを貼るだけの方法(一番手軽)

100円ショップやホームセンターで売っている襖用の補修シールを、破れた部分の上から貼るだけです。柄が完全に一致するわけではありませんが、遠目には目立たなくなります。破れの縁がめくれている場合は、先に指で軽く押さえて平らにしてから貼ると仕上がりがきれいになります。

補修シールはセリアやダイソーなどの100円ショップ、ホームセンターの襖・障子コーナーで売られています。柄の種類は店舗によって差があるので、無地に近い襖紙なら合わせやすく、柄物は完全一致を狙うより「目立ちにくい位置に貼る」くらいの気持ちで選ぶと失敗しにくいです。

厚紙とのりで裏から補強する方法

  1. 穴より一回り大きい厚紙(ケント紙やハガキなど)を用意する
  2. 破れた穴に厚紙を差し込み、裏側にあてがう
  3. 厚紙にのりを塗り、破れた襖紙をその上に貼り付けるように押さえる
  4. シワが寄らないよう、上から軽くならして乾かす

この方法は補修シールよりも一手間かかりますが、シールの柄が合わない場合や、少し大きめの破れにも対応しやすい方法です。

大きい破れ・全面が傷んでいる場合

破れの大きさ向いている方法必要なもの
ピンホール〜1cm程度補修シール補修シールのみ
1〜5cm程度厚紙+のり、または補修シール厚紙・のり
5cm以上・広範囲1面張り替え(自分で、または業者)襖紙・のり・張り替え道具一式

破れが広範囲にわたる場合や、襖紙全体が黄ばんで傷んでいる場合は、部分補修では見た目のバランスが悪くなりがちです。この場合は襖紙を1面まるごと張り替えるか、襖専門店・リフォーム業者に相談するのが現実的です。骨組み(下地)が折れている場合も自分で直すのは難しいので、無理せず専門店に依頼してください。

1面だけなら、襖紙と道具さえ揃えれば自分で張り替えることも可能ですが、四隅をたるみなく仕上げるにはコツが要ります。仕上がりを重視するなら、1枚あたり数千円程度から依頼できる襖専門店にまとめて頼む方が失敗がありません。

賃貸で気をつけたいこと

襖紙は消耗品としての性質が強く、年数が経ったことによる変色や自然な傷みは通常損耗・経年変化として扱われ、退去時に借主が負担する範囲には含まれないという考え方が一般的です。一方で、ペットによる引っかき傷や、うっかり空けてしまった穴のように故意・過失による破損は、借主の負担になるとされるのが基本的な整理です。自分で直す前に、まず状態を写真で残しておくと、退去時の説明がしやすくなります。

退去費用の負担割合や、どこまでが借主負担になるのか気になる方は、以下のツールで目安を計算できます。

▼壁紙施工要領書まとめ・記事一覧
壁紙の下地の種類別・貼り方早見表|下地の見分け方と施工方法まとめ

▼床材施工要領書まとめ・記事一覧
床材用接着剤の選び方早見表|床材・下地別に正しい接着剤を選ぶ

用意したい道具

破れの大きさに合わせて、どちらかがあれば対応できます。

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襖紙は柄や質感が製品によってかなり違うため、補修シールを選ぶ際はできるだけ近い色味・柄のものを探すと仕上がりが自然になります。

よくある質問

賃貸で自分で補修しても大丈夫ですか?

小さな穴の応急処置程度であれば問題になりにくいですが、退去時の原状回復の扱いは管理会社によって考え方が異なります。心配な場合は補修前に一声かけておくと安心です。

ペットが破いた場合も同じ方法で直せますか?

直し方自体は同じです。ただしペットによる傷は繰り返し同じ場所を引っかかれることが多いため、補修後も対策(その場所に家具を置く、爪とぎを別に用意する等)をしておかないと再発しやすいです。

ビニール製の襖紙でも同じ方法で直せますか?

ビニールクロス系の襖紙は和紙よりのりを吸いにくいため、通常ののりだと剥がれやすいことがあります。パッケージに「ビニール襖紙対応」と書かれた補修シールやのりを選ぶと失敗しにくいです。

関連ツール

本記事は一般的な目安をまとめたものです。破損の状態や賃貸契約の内容によって適切な対応は異なりますので、判断に迷う場合は管理会社・貸主・専門業者にご確認ください。
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この記事を書いた人

インテリア商社・マネージャー。現場に関わり続け、実務目線でツールの仕様監修を担当。「現場で本当に使えるか」を判断基準にしています。

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